2年ぶりににぎやかになったお正月がすぎ、また静かな日常が戻ってきました。
七草がゆを味わって松飾りを外したら、鏡開き。
お供え餅を水につけ、鏡開きのお汁粉の準備をします。
それから4日後の15日。小正月の小豆粥を炊きます。
お雑煮に七草がゆ(我が家ではこれにもお餅をちぎって入れます)、お汁粉に小豆粥・・・。お餅ばっかりです。古民家の主はお餅好きなので苦にならないようです。
お粥のためだけに小豆を煮るのも大変だなあ、と思いますが、せっかく時間はたっぷりのリタイア生活なので昔からの風習は受け継がないとかなぁ。
そんなこと言うと偉そうだけど、実は神様、仏様にもお供えするのでさぼれないだけで・・。
先代の若い頃は小正月にはまたお餅つきをしたとか。大変なことです。臼と杵でつくのですから。
我が家の臼と杵は現在お蔵入りです。孫たちが大きくなったら出してきて、昔話のような餅つきを見せてやりたいものです。
現在、我が家の小正月のお餅は、もちろん年末についたのを冷凍庫から出します。
とはいえ、月遅れの4月にはお雛祭りでまたお餅つき。
春のお彼岸にはぼた餅、月遅れの6月には柏餅、お盆にもぼた餅、秋のお彼岸はおはぎを作ります。
やっぱりお餅ばっかりです。
季節季節でスーパーでも売っているけれど、お餅を買うということが考えられないのは、やはり田舎育ち田舎暮らしのサガなのか、単に高いものには手を出さないという貧乏性なのか・・。両方かも。