古民家の梅が大きく膨らんできました。新緑の季節から梅雨の時期を迎えようとしています。
6月15日(土)13時より令和初の古民家コンサートを開催します。
プログラム順にご紹介しますと、まずはオープニングのボーカルアンサンブル。「夏は来ぬ」と「こと座」の2曲。「こと座」は、その昔小中学校の合唱コンクールや発表会で大人気だった岩河三郎さんによる七夕の曲です。美しい旋律と物語をお楽しみください。
次はギター、ボーカル、ダンスのパフォーマンスです。古民家初登場の「ホエネ」の皆さん。ダンスのインストラクターによるプロのステージです。
そして「古民家小話」は地元の作家によるエッセイの朗読です。少しずつ書き溜めてきたエッセイをまとめては出版してきました。今回はその中から著者の思い入れの深い作品をご自身で朗読します。言葉のもつ力を味わう時間となることでしょう。
今回は休憩を間に2回はさみます。体をほぐしたり、庭を散策したりしてゆったりお過ごしください。
休憩後は、ソプラノ独唱。声楽を学ぶ大学生による「竹とんぼに」と「think of me」をお聴きください。フレッシュな歌声とさわやかな笑顔いっぱいのミュージカルナンバーをご期待ください。
次の弦楽合奏はおなじみのアンサンブルパーチェの皆さんです。「ガブリエルのオーボエ」はパーチェ唯一の管楽器奏者のソロです。「あなたとトゥラッタッタ」は3月までのテレビ小説「まんぷく」の主題歌、最後はモーツアルトのアイネクライネナハトムジークから第2楽章を演奏します。
「みんなで歌おう!懐かしの昭和、平成歌謡」はパーチェの伴奏で、昭和メドレーをご一緒にどうぞ。「高原列車は行く」から「銀座カンカン娘」等の6曲をワンコーラスずつ歌っていきます。そして最後はワイルドワンズのヒット曲「想い出の渚」。グループサウンズの時代を思い出して、皆さんで盛り上がりましょう。
2回目の休憩をはさんで再開はピアノ独奏。前回ソプラノの伴奏で見事な腕前を披露してくれた若き実力派ピアニストさんがソロで演奏します。「80日間世界一周」とクラシックの小品。曲名は当日のお楽しみ。
続いて古民家初となる「草笛演奏」は「草笛の会」の皆さん。やわらかな若葉の季節、どんな葉っぱでどんな音が聴けるのでしょう。「瀬戸の花嫁」「ドナドナ」等を演奏してくれる予定です。草笛の鳴らし方のレクチャーもあります。
最後を飾るのはサックス&ピアノのお二人。毎回元気の出る選曲でコンサートをしめくくってくれます。今回は「家族になろうよ」「黒いオルフェ」「銀河鉄道999」の3曲の予定です。
「古民家ギャラリー」は美しい「押し花アート」です。バラや桜、道に咲いている名もない花・・筍の皮までが素敵なアレンジでアート作品に大変身!3人の作家の個性あふれる作品をお楽しみください。展示の助っ人はもちろん頼れる職人集団「天野工務店」さんです。
静岡の梅雨入りは例年10日前後・・・。梅雨が味方してくれるのを祈りつつコンサートのご案内をさせていただきました。駐車場が限られていますので、自家用車なら相乗りのご協力をお願いします。バスのご利用の方は遠慮なく早めに古民家にお入りになりおくつろぎください。