昨年、古民家の主が柿の木の枝をつめてすっきりしたと思ったら、今年は柿が大豊作。手を入れてあげるとちゃんと応えてくれる、偉いなあ。
でも夏の間、暑い暑いと言って柿の実の摘果をせずにいたのがたたって、果物売り場ではお目にかかれないSサイズのものが鈴なりだ。
それでも安心の無農薬、と変なところでいばって、あちこちに配り、秋の味覚を味わっていただいた。
剪定や摘果を上手にやれば、来年も実をつけてくれるかな。
栗は毎日、朝、昼、晩と火ばさみ片手に木の下を見回って収穫し、次々に冷凍。全部の栗の実が落ちて収穫が終わったら、ゆでて加工だ。渋皮煮や栗きんとんもいいな。
実は、昨年冷凍庫に入れておいた栗を1年ぶりに発見し、あわててむいて栗ご飯を炊いた。なかなかの美味だったけれど、ひとには言えないずぼらぶり・・・。
先代が植えておいてくれた実のなる木が有難い。今までほったらかしにしておいてごめんね。これからはちゃんと勉強して、立派に育てて次に渡すからね。
サツマイモは新しく開拓した畑で栽培。肥料もやらず、雑草と闘ってもらっていたのに、大きなものがたくさんとれた。これまでのものがスリムだったのは、手をかけすぎていたらしい。
さっそく大学芋にして仏様にお供えする。栗の実と同様に、サツマイモも寒い中に保存しておくと甘みが増すというので、残りは冷蔵庫の中で休眠中だ。出し忘れないように気をつけよう・・・。
古民家の主は、落花生をほったらかし農法で育てて、収穫の喜びを味わっていた。来年はもっとたくさん栽培するのだと張り切っている。ピーナッツ農家誕生か・・?。
毎年毎年実験農場が続く。古民家から遠いところにある開拓畑なので、失敗してもしらんぷりを決め込む。次は何を植えようか・・・。ほったらかしにしてもよさそうな野菜を物色中だ。